変な天気と機嫌斜めの夫

主人は昔ドライバーをしていた事もあり、運転もとてもうまいので私も免許はあるのですが殆どお任せをしています。色々な場所ドライブに連れて行ってくれたのですが、最近は関東圏は殆ど行ってしまった事もあり、なかなか良いルートが見つかりません。しかし、やはり外に出て少しでも知らない地域に行くのはとても楽しい事です。ですので何かと週末にはどこかに連れていってくれとおねだりをしてしまいます。

そして主人が最近見つけてきたのは小さな山を歩くコースで、そこまでのドライブコースなども紅葉が綺麗なので行こうという事になりました。早速お気に入りの水筒に暖かいルイボスティーを沸かして入れて、リュックを背負って行く事にしました。しかし、私はその日に行く事を知らなかったので、お昼ご飯の手作りはしていませんでした。しかし、途中で私がとても好きなサンドイッチのお店のサブウェイもあると言うので、そこで食べればいいと思っていました。

しかし、行く途中から天候がおかしくなり、天気予報では曇りだと言っていたのにいつの間にか雨になってしまっていました。サブウェイのある店舗にはつきましたが、フードコートなので暖かい麺類も食べたくなりました。しかし、よく考えると地元にもあるようなレストランばかりで、寒いけどサンドイッチを選ぶ結果になりました。さらに行先を別の農産物販売所でも見て来ようという事でルートが変更になり、予想よりも行くのに何倍も時間がかかりました。

さらに時間を遅くさせたのは道路工事でした。この道路工事があだとなり、全く交通は進まず、なだめてはいましたが主人のご機嫌もだんだん斜めになっていきました。とりあえず帰ろうと思った矢先にまた天候は変わりピカピカの晴れに何故かなっていました。行きたいと思った時は激しい雨、帰ろうとすると異常な晴れ、車の中での滞在時間は当初の倍と、色々な意味で覚えていそうな奇妙なドライブになりました。

清々しいドライバー達

瀬戸内海に面した地域にある実家から、市境を越えて隣町まで行くと、「七曲がり」と呼ばれる、海と山に挟まれた長いドライビングウェイがあります。

名の通り、沢山の曲がり道が続く国道で、それは更に先の隣市まで続いています。
春先から夏までの気候のいい時期は、よくこの道にドライブに行ったものです。
延々と続くS字カーブは、少しも気を抜くことが出来ないけれど、開放した窓から入ってくる海風と潮の香り、山肌を彩るサツキの赤など、どこをとっても素敵なものばかり。

走るのが遅い私は、時々後続車に道を譲らなければならないけれど、お互い挨拶を交わすところも気持ちがいいです。

ある時、路肩が狭く、譲りようのないカーブが続くところで、後ろからバイクの一群が走ってきました。バックミラーでチェックしていると、見るからにカーブを攻めながら走っている様子。でも粗っぽくなくて、ちゃんとライディングスーツを着た一群です。

早く道を譲ってあげたいけどなかなか出来ず、ようやく待避場所に車を止めたら、
追い越していく全員が手を挙げ、テールを振って挨拶してくれました。それが何とも清々しい感じで、こちらまで嬉しくなってしまいました。暫くその場に車をとめて、和やかな海を眺めていました。

私は、家から出発して2時間かけて隣市まで走り、また戻ってくるこのコースが大好きです。今では遠く離れた土地に越してしまったけれど、今でも初夏の思い出として残っています。

当時は何もない道でしたが、今では道の駅が出来たりして、立ち寄る楽しみもあるみたいです。私も歳をとったし、道の駅でもひやかしながら、またあの道をのんびりとくねくね走ってみたいです。
片手に山、片手に海。そして港町を巡りながら。

温泉がある休憩所が好き

ドライブでの楽しみといえば、途中サービスエリアや道の駅などの休憩所に立ち寄ることです。目的もさることながら、途中休憩が楽しみなんですよね。

電車やバスなどでの旅と違い、ドライブはひたすら運転して進んでいくだけなので、長時間だとやっぱり疲れてきてしまいます。運転しているとなかなか景色を堪能することもできませんし。なので、1~2時間おきにあちこちの休憩所に立ち寄って息抜きすることも大切です。

ただ休憩するだけではつまらないので、サービスが充実しているサービスエリアや道の駅ほど楽しみも増すというものです。

私が一番好きなのは、温泉がある休憩所です。最近は手ぶらでも気軽に入れるスパや足湯も各所にあります。

足湯は無料のところも多く、タオルも安く売っているので休憩にはもってこいです。
ちょっと熱めの足湯に入ると、血行がよくなりすごく足が軽くなるんです。長時間運転で疲れた足腰がすっかり回復します。

タオルも持参すればいらぬ出費もなくなるので、ドライブコースを事前に調べて途中の休憩所に足湯やスパがあるか確認しておくといいですね。

スパは、遠距離ドライブで帰りが遅くなる場合が特におすすめです。昼間の入浴もいいですが、夜疲れもたまって眠くなりがちな時に入れば眠気も覚めてすっきりします。

入浴することでかえって眠くなってしまったら、仮眠できる休憩スペースを完備しているところも多いです。大型トラックなど遠距離ドライバー向けの設備を備えたところも多いですから。しっかり休んで帰路を頑張って運転できますよ。

温泉設備がない休憩所の場合でも、散策コースがあるところだと体を伸ばしてリフレッシュでき、これだけでもだいぶ運転の疲れが取れます。各休憩所でのサービスでドライブの疲れを癒し、目的地まで頑張って運転しています。

たまには助手席でゆっくりもまた楽しい

嫌なことがあったり、ストレスが溜まると一人でドライブに出かけたりする私。
けっこう運転するのも好きで、友達と出かけるときでも私が運転手になることが多かったけど、ついこの前、男の人の車の助手席に乗ってドライブしました。

なんだか手持無沙汰で、最初は逆にどうしていいかわからないし、運転癖があるので、信号とか、曲がるときに横とか後ろが気になったりして、なんだかゆっくり乗っていられなかったのですが、ふとドアのポケットのところにポルノグラフィティのCDが見えて、聞きたくなって聞かせてもらいました。

ドライブに音楽は付き物で、音楽がかかると当時の思い出話とかで盛り上がるんですよね。そのCDにはサウダージやサボテンが入っていて、当時はカラオケでいっぱい歌ってたなぁって話で盛り上がって。すっかり緊張もほぐれ普段の自分を取り戻しました。

彼のドライブに欠かせない音楽はスピッツだったらしく、彼の見た目とか趣味とかからはかなり意外で、新しい発見に嬉しくなりました。

私のドライブに欠かせない音楽はケツメイシ!特に夏のドライブにケツメイシはぴったり。夏の夕暮れ、「夏の思い出」を聴きながら走ると、もう世界はPVの中みたいな気分になっちゃいます。

夜になるとまた景色が表情を変えて、聞きたくなる音楽も変わるんですよね。
夜になると私はR&Bが聞きたくなります。そんな話をしてると、宇多田を出してくれて、夜ドライブにぴったりになりました。それも懐かしいファーストアルバム。好きな曲が一緒でこれまた盛り上がりました。

たくさん運転してくれて、申し訳なくもなったので、赤信号の間に少し肩をマッサージしてあげたら、すごく喜んでくれて。

やっぱりこういうのは普段運転してる人にしかなかなかわからないですよね。ドライブのとき、そっとペットボトルのフタを開けてくれたり、些細なことでも気を使ってもらえるとうれしいもんです。

最初の緊張も気づけばすっかりなくなり、たまには助手席でゆっくりドライブもいいなぁと思えた出来事でした。

ドライブデートで失敗し多くを学びました

ドライブでの失敗談なんですけど、長距離のレンタカードライブで彼氏ばっかり運転するとやっぱり疲れますよね。

片っ方だけがずっと運転ってかなりストレスや疲れが出るみたいです。前日は彼氏1人で遊びに行って眠るのが遅かったというのもあるんですけれど、帰り道に替わって欲しいと言われて拒否したらものすごく怒って車内の温度は冷えて怖かったです。

ここで私がとるべきだった行動って交代してあげることだったんでしょうね。でも彼氏の地元の高速道路から降りようというタイミングってかなり厳しいものがあると思う。せめて高速に乗る前に変わって高速道路のみだったら地理に詳しくなくても安心して運転できるし、道が単調で眠りやすいので彼氏も安心して眠れると思うんだけれど、ドライブで高速の運転のみ替わるのって運転手からしてみたら卑怯なのかなぁ。簡単な道ばかり選びやがって!とか思っちゃうんでしょうか。

自分はペーパーでゴールドの免許持ちです。狭い道や見知らぬ道を彼氏にナビしてもらうよりは1本道の高速道路のほうが安心だと思うのは自分だけ?と聞いてみたところ高速のほうがナビしない分眠れると言う答えが!

このドライブデートの教訓は、ドライブは運転手だけ、助手席だけが楽しむものではない。共同作業だ!と言うことですね。お互いに配慮が足りなかったなぁと思います。いや、私のほうが不親切ですね。ドライブのあとは全身マッサージや蒸しタオルで目の疲れを取ってもらったりして長距離ドライブの疲れを癒せるようサポートしました。

あれ以来、ドライブデートは電車デートよりも綿密に計画を立てるようになって、デートが楽しみになりました。交代する場所や立ち寄る場所のあたりをつけたり美味しいお店を探したり、ペーパーだと迷惑をかけるので自動車学校で復習したり頑張りました。今ではドライブデートは喧嘩せずに楽しいデートです。

結婚した実感を得たドライブ

まだ新婚だった頃、主人とプリウスでドライブに行った時のことです。山道を当てもなくドライブしていました。何もない田舎道をどんどん進み、山道へと入っていきました。

そのうち、少しトイレに行きたくなった私。でも山道でコンビニもないし、我慢できる状態だったので黙っていました。そんな私に夫から恐ろしい事実が。

『ガソリンが無くなってきた』

もう、一気に焦りました。こんな何もないところでガス欠になったらどうなるんだ?!と。
それより何よりトイレは!

取りあえず、プリウスの暖房を切ってガソリンの消費を抑えましたが、折りしも季節は冬。
すぐに車内は寒くなりました。カーナビでガソリンスタンドの場所を検索してみましたが、かなり遠いところにあることが判明。

それまでガソリンが持つか、私の膀胱が持つか、かなりギリギリな感じでした。いざとなったら、その辺りの山中で用を足すしかないのかと思ったら泣きたくなりましたが、隣にいるのは主人。もう結婚してるんだからどうなろうといいや、とちょっと開き直りました。ああ、結婚するってこういうことかぁと変に納得。

主人は『大丈夫だよ!』と余裕な感じでしたが、なんとか辿り着いたガソリンスタンドで、
私より早くトイレに駆け込んだ姿を見たら、笑ってしまいました。

無事にガソリンも入れられたし、トイレも借りられたので良かったですが、かなり珍道中なドライブとなりました。でも、意外なことで結婚した実感がわいたドライブでもあり、今となってはいい思い出です。

女性が原因の渋滞

ドライブと聞いて思い出すのが、結婚式に参加した時の話しが、一番印象に残っています。友達5人で、大阪に集合してそこから東京にプリウスで行きました。運転は、はじめは持ち主が運転していましたが、そのうちに疲れたらしく交代しました。

だいたい1時間以上も運転すると、交代という感じで進んでいましたが、なぜか運転も50分や40分と言った感覚で交代という輩も現れて、運転は大変でした。

大阪から名古屋まではすぐに着いたのですが、そこからが交代が多く、さらに東京に入ると、首都高が大混雑で、長旅の疲れがドッと押し寄せてきました。そんな時に首都高沿いのマンションで、女の人が着替えをしているのが丸見えになっていました。

元気がなかった男性陣は、一気にハイテンションになって、プリウスの左の窓側に張り付いて覗き込んでいました。男は、本当に単純なものですね。そのマンションを過ぎると、少しづつ渋滞は緩和されていきました。あの首都高の渋滞は、あの女性の着替えが原因だったのだと思いましたね。

ドライブとしては、あまりに長い旅でしたが、楽しい時間でした。結局は8時間かかりましたが、結婚式は楽しく良い思い出になりました。さすがに日帰りは無理でしたので、式場が用意してくれたホテルで泊まりました。次は、新幹線で行きたいと思います。
参考は、「プリウス新車」のサイト

時間がある時はこんなドライブもいいね

平日がお休みの友人と土日が休みの私。なかなか会えないのですが、
ドライブに行こうと私が平日、有給を取って遊びに行くことになりました。

まず、私の家から友人のマンションの前へプリウスで迎えに行って、
それから友人の用事を一件済ませ、いよいよ目的地へ。

郊外にある大きな公園の中に素敵なフレンチのお店があって
そこに行きたいという友人のリクエスト。
下調べが得意な私たちなのに、何となく、調べることもなくすっ飛んで行きました。

行き方は地図好きの私がしっかり頭に入れて行ったので
迷うことなく順調に予定通り1時間ぐらいで着きました。

いよいよと建物に入ると、何と、前の月から冬季営業で
土日祝日のみの営業になっていたのです。
がっかりしてそして、その辺りに他のお店の当てもなく。
どうしようと困っていたところ、
友人がそのあたりに住んでいる友人にメールをして
いいお店を紹介してもらい、近くの洋食屋さんへと予定変更。

ただ、そこも人気の老舗とのことで、昼時になってしまい、駐車場がいっぱい。
そばで待ってトヨタ車が出たところで急いでプリウスを停め、お店へ。
おいしそうなハンバーグ定食を頼みました。
友人はトッピングにチーズをつけ、私は何もつけないで食べました。
さすが人気店。美味しいランチをいただけました。

その後、友人のマンションの近くのおしゃれなカフェへ行ってみようかと
行きあたりばったりのドライブとなり、候補3店に絞りました。
それもハードルの高い、店主の気まぐれでいつやっているかわからない、
休みの多いカフェばかりを選定。

1軒目からからぶりばかり。駐車場もないところばかりで
コインパーキングへ入れたから歩いて行ってみたらやっていなかった
なんてこともあり、100円を無駄にしながら結局3軒とも休み。
私が唯一浮かぶカフェへ行ってやっと入ることができました。

美味しいコーヒーでほっこり。
何だか、めちゃくちゃで予定が狂ってばかりでしたが、
何故か大笑いで楽しいドライブ。
いつも計画をしっかり立てて出かけるタイプの友人や私でしたが、
時間がある時はこんなドライブもいいねと意外な楽しみ方を覚えたドライブでした。

カーナビが大活躍の私のドライブ

元々ドライブは大好きなので車の免許を取ったその日から色々な場所にドライブに出かけていました。友人と一緒に気ままに出かける事もあれば、デートで景色や夜景の綺麗な場所に行く事もあり、車のある生活と言うのは本当に私に潤いを与えてくれています。

ただ一つ私には難点があるのですが、それが方向音痴と言う事なのです。一度通っただけの道は帰りにはすっかり忘れている事や、今来たばかりの道でも途中でコンビニに立ちよってしまえば結果どちらの方向から来たのかが分からなくなってしまうのです。

そこで心配した親がカーナビを買ってくれたのですが、使いこなせばこんなに便利なものは無いと思うくらいドライブには欠かせないものになりました。

今では色んな場所を検索して出かけているのですが、今まででは考えられなかったような遠い場所にも行けるようになったので、一気に行動範囲が広がりました。

私のドライブのモットーは気ままにという事なのですが、ストレス解消だったり考え事だったり車の中の空間と言うのは家とは一味も二味も違うので、無くてはならない特別な存在です。

一番近い計画は温泉旅行に行くのですが、もちろん愛車のプリウスのメンテナンスもしっかり行なっているので快適なドライブになる事間違いなしです。

大好きな大瀧詠一を聞きながらドライブ

昨年の大晦日に、大瀧詠一さんの訃報が飛び込んできました。
本当に突然のことで信じられませんでした。
私は大瀧詠一さんのCDをかけながらプリウスでドライブするのが
本当に好きで、彼の美しい曲を聴きながら海沿いをドライブするのは本当に気持ちよかったです。
大瀧詠一さんはロックやポップスの歴史に大変詳しく、彼が講師として語ったポップス史の
ラジオも録音してドライブ中何度も聴きました。優しい感じの語り口がとても好きでした。

元旦はあまりおめでたい気分にはなれず、もやもやした気分のままでした。
親戚が帰った後、私は一人でドライブにでかけました。
CDはもちろん大瀧詠一さん、私の一番好きなアルバム「B-EACH TIME L-ONG」(BTL)です。
このアルバムは大瀧さんの家から福生のスタジオまでのドライブ時間に合わせた収録時間になっているのです。

元旦の車の少ない国道2号線、夏のリゾート感満載のBTLは似合いませんが、今までで一番心に染み入りました。

CD3周ぐらい聴いたので、3時間ほどドライブしたでしょうか。昼間のもやもやした気分が
すっ…と抜けて行きました。

また夏が来たら大瀧サウンドで海沿いをプリウスでドライブしたいと思います。大瀧詠一さんのご冥福をお祈りします。

知床まで向かうドライブ

私がおすすめするドライブポイントはいくつかありますが、その中で是非夏に行ってみたいところの一つとして、オホーツク海の海岸線をひた走り、知床まで向かうドライブです。

とりあえず女満別空港をスタート地点とし、そのまま網走まで、網走はオホーツク海沿岸地域の中では栄えている方ではありますが、海岸線が美しく綺麗な景色を眺めながらドライブを楽しむ事もできます。

そのまま車をひた走らせながら小清水の道の駅で少し休憩、何故ここかと言うとここは原生花園の近く、綺麗な湿地帯を見物しながら癒されるのにちょうどいいポイントです。

そして、そのまま一直線に国道をひた走るのではなく、途中右折してのどかな田園風景を眺めながらお昼ご飯はJRの駅の中にある「駅馬車」と言うラーメン屋にて昼食をとります。

ここのラーメン屋さんは評判が良く、電車の乗客以外の人も訪れるちょっとした穴場です。昼食を食べ終えたら国道へ戻り斜里町に入ります。

そのまま車をひた走らせるともうそこは知床の入口です。途中のどかな田園風景を眺めることになりますがそれもほんの少しの間、いつの間にやらバックに知床連山を携えた壮大な風景を眺める事が出来ます。

知床の美しい海岸線を眺めながら車をひた走らせるとあっと言う間にウトロに到着です。ウトロは温泉と海の幸が有名です。ウトロに着いたら温泉で体を休めて、美味しい海の幸を食べながらまた次の行程を考えるなんて言うのもいいでしょう。

ドライブとはきっと青春時代

僕らの世代にとって車は青春であり、ドライブはひとつの娯楽でした。ちなみに僕は30代後半で、免許を取ったのは20歳。

20歳と言うのは今の方々からすれば早いのかも知れないけれども僕の世代からすれば遅い方である。そして20代前半におけるドライブは本当に娯楽のひとつだったと思う。

なにせみんなお金がない。大阪から須磨まで泳ぎに行くのにお金がないから高速道路に乗れない。なのでひたすた一般道で進む。今考えればガソリン代の方が高いのだけどその当時は高速代の方が高く思えた。それにお金は無いけど、時間はみんな沢山あったのだ。

友達の親から借りた小さい車に無理矢理5人乗って「狭い!狭い!」と言いながら車を走らす。それだけで本当に楽しかった。古今東西やしりとりをしながら良くドライブをした。

他にもたくさんのドライブを沢山の友人とした。デートの下見だと言って男友達を誘って夜中にわざわざ六甲山を登ったりもした。だって女の子の初デートでオロオロしながら夜景デートなんて恥ずかしくて出来ないからね。まだ男性が男性らしかった時代の心温まるエピソードである。

まだ車の中でCDなんて聞けなかったから自分で120分テープを買い、そこに色々な曲を吹き込んでドライブをした。友人も負けじと色々なジャンルのカセットを作ってはみんなで貸し合いっこをしたりした。ドライブと音楽と言うのはセットだし、お互いになくてはならない存在だと思う。

もちろん今でもドライブはするし、カセットでは無くCDでドライブをする。高速道路にもなんの躊躇いも無く乗れるし、あの頃よりも大きい車を持っている。確実にあの頃よりも楽になってるはずなんだけど、それでも時折あの頃の懐かしく楽しかった夜を思い出す。

そう、ドライブとはきっと青春時代であり、過ぎ去った思い出なのかも知れない。

道幅がとても狭い畑道のカーブが楽しく

自分の若い頃、よく今の旦那とドライブデートをしました。私も旦那も仕事の休みや時間がバラバラだったので、深夜デートするとなるとお店が開いてなかったんです。

ドライブデートで一番びっくりしたことは、山道で見たことのない動物を見たことです。動物園でも見たことないもの、なんだったんだろう?”もののけ姫”に出てくるシシ神様みたいな動物でした。半分道路に出て、こちらをじっと見てました。あれから随分と年月が経ちましたが、あの目が忘れられません。スピードを出していなかったので、ひかなくて良かったと思います。もしひいていたら、祟られそうで恐いです。

現在は、子供がいるのでドライブは子連れが多いです。でも、子供がすぐに車酔いをするんです。子供の酔い止めって、錠剤が多くてなかなかうまいこと飲めないんです。なので、山道にはもう少し子供たちが大きくなったら連れて行きます。

今は、ドライブというと近場に行くことが多いです。私は知らない道や細い道にズンズン入っていくのが好きなんですが、子供たちは何か目的がないと付き合ってくれません。大抵、大きな公園やスーパーなどに目標を決めて走っています。それだと、車も多いし道も綺麗だしちょっとわたし的に面白みがありません。

面白みを求めて、パートに行くときに一人で、通ったことのない道をわざわざ通って遊んでいます。今は、道幅がとても狭い畑道のカーブが楽しくてハマっています。コスモスがたくさん咲いていて、心が癒されます。しかもプリウスなら、自然にも優しいですよね。

突如浮かび上がる、街の夜景

今の妻とまだ付き合っていたころ、非常に思い出深いドライブがあります。

もともと私が車好きだったので、ドライブすることは多かったですが、
サプライズを用意したのはその時ぐらいです。

日中は普通にショッピングや食事などをし、
日が暮れ始めた頃から計画開始。
助手席の彼女に「しばらくシートを倒していて」と頼み
私は一路、小さな山を登って行く道を車でひた走りました。

いくら小さいといっても山は山なので、道はクネクネしており、
そんな中を登っていく道中をシートを倒したままでいくのは
今考えれば、結構気分が悪くなる可能性が高かったなと思います。

当時の私はそこまで考えは及ばず、とにかく目指すポイントまで車を走らせます。
登ること20分程度でしょうか、自分が事前に決めていたポイントに到着。

車の走る角度から、どこかを登っているのは彼女も気づいていたと思いますが、
何があるのかはわかっていなかった模様でした。

車を止め、エンジンを切り、ライトを消して、準備OK。
彼女に「シート起こしていいよ」と伝えて、彼女が起き上がると、
周りに全く明かりのないところから、眼下に街全体の夜景が見える場所でした。

地方都市だったこともあり、車の周りは全くの真っ暗闇。
日中は山頂から景色を眺められる広めの駐車場なのですが、
夜中に人が来る前提で作られていないので、
お店もなければ照明もありません。

そんな中に突如浮かび上がる、街の夜景。
それを強調するかのような周囲の真っ暗闇。
しばし、その景観に二人で見とれた記憶が昨日のように思い出されます。